初めて個人カウンセリングのアシスタントに入った時の話

 2016年3月4日  

心理カウンセラーの井上です。初めてプロの現場に出て傾聴した時の話で、個人カウンセリングのアシスタントに指名された時の事を紹介しました。この記事では、そこから実際に初めて個人カウンセリングのアシスタントに入った時の事を紹介します。

カウンセリングの場作り(準備)

カウンセリングの約1時間前に場所入りして、まずは準備です。掃除をして、所定の用紙を準備して、30分ほど前になったらアロマを炊いて、音楽をかけてとここまではカウンセリング講座の準備とほぼ同じ。

開始約10分前にクライアントの方が来られたのでお出迎えして部屋にご案内。ハーブティーをお出しして、担当カウンセラーに声をかけました。

カウンセリングタイム

私が通っていたカウンセリングスクールのカウンセラーは、基本的にそんなにメモを取らなかったんですね。メモがあまりに多いと、事情聴取みたいでクライアントも話しづらいです。私もアシスタントに入りながらメモはとらず、カウンセリングに同席していました。時間はトータル120分の予定だったのですが、開始30分を過ぎたころです。

カウンセリングが理解できなくなる

クライアントの方と担当カウンセラーはしっかりと話しが通じ合っている感じなのですが、その会話を聴いていて私は会話の内容が段々理解できなくなってきたんですね。

これはおそらく当時の私が、集中して聴いているつもりでも会話が20分以上過ぎると所々何を話されたか忘れる点もあり、会話全体の理解力が弱かったためだと思います。併せてクライアントの方の感情を掴み切る力も弱かったため、段々と会話がなぜその方向に進むのか訳がわからなくなっていたんですね。そうなるとただでさえ、当時長時間集中する経験も少なかった事もあり、段々と会話に集中出来なくなっていってしまっていました。

そのため担当カウンセラーからは、カウンセリングが終わってクライアントの方が帰られた後こう言われました。

「うーん、始めはよかったけど途中から場にいなかったからね・・・。」

実はその後も先輩のカウンセリングに何度も同席していますが、特に箱庭療法の時にこの「訳がわからない・理解できない」という経験を何度もしています。

そんな時もカルテを作り、その後のトレーニングで分析力や長時間集中して聴く力が上がる事で「訳がわからない」という体験は無くなっていきました。

集中して場に望むのは慣れが必要

傾聴トレーニングに参加される方に、10分程度の傾聴ロールプレイ(傾聴の練習)をしてもらうと、実はほとんどの方が汗をかくくらい集中力を使うんですね。相手の言葉を1文字足りとも逃さずに的確に繰り返せる勢いで話を聴き、会話の内容・相手の表情・姿勢・声のトーンに神経を張り巡らせて関わっていると、慣れない内は汗も出てきます。

初めて私が個人カウンセリングのアシスタントに入った時は、実は集中して傾聴する事を約10分程度しかやったことがなかったんですね。その12倍の120分集中して傾聴し続けられる力が無い状態でした。

先輩のカウンセリングに同席してみて「訳がわからない・理解できない」と感じられる方は、場数を踏んで集中力・分析力・全体を捉える力が上がるとそれも無くなっていきます。

初めて個人カウンセリングを担当した時の話

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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

心理カウンセラー、傾聴トレーナー、ジョイカウンセリングスクール代表。当スクールの心理講座、傾聴トレーニング、個人カウンセリングなどすべての部門を担当。

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