傾聴した後の励ましの言葉3つ

 2014年6月17日  

励ましの言葉をかけている笑顔の女性の写真

相談事を受けたとき、「傾聴」だけではなかなか会話がクローズ出来ない(締めくくれない)ときはないでしょうか?

傾聴は相手の方に元気になってもらうために行うものでもあります。

相談事を受けた後は、聴くだけでなく「元気になってもらえるようなお声掛け」も出来るとベターです。

この記事では、「傾聴した後の励ましの言葉」を3つ紹介します。

傾聴の後の励ましの言葉とは?

これはとても大切なことなのですが、「励ましの言葉」とは「アドバイス」とは違います

役に立ちたい!という思いの強さから、「~した方がいいよ。」とか「~はやめた方がいいよ。」と言いたくなるときもあるかもしれません。このアドバイスは、会話の内容によって効果的だったりそうでなかったり、相手との関係性によって有効だったりそうでなかったりしますので、この記事では触れません。

この記事で紹介する「励ましの言葉」とは、「わかってもらえている」と相手の方に感じてもらえて、気持ちが楽になったり前向きになる言葉かけになります。

1.「頑張ったポイント」をしっかりとキャッチして伝える

「頑張っておられますよね」

この言葉が効果的なのには理由があります。

それは、人は「自分自身が頑張っていること」をわかってもらえるとそれだけで嬉しいものだからです。

仕事でのお客様のことを考えたこだわり、料理や掃除で気を配っているところ、数ヶ月・数年と継続して取り組み続けていること、時には不安になったり挫けそうになったことを乗り越えてきたこと、そんな風に自分自身が頑張っていることをわかってもらえると、それを言葉として伝えられると嬉しくないでしょうか?

人が涙を流すのは、「自分自身が頑張ってきたことをわかってらえたとき」でもあります。

2.その人の特徴・質を掴んで伝える

例えば

「~に耐える力がある」。

この言葉が効果的な時は、何かに耐えたり我慢してきて、傾聴で抑えていた気持ちも出せて、そして耐えてきたそのことをその人自身が悔いているときです。

本当は言いたいことがあったけれど、周りの人のことを考えて言わなかった。けれどその人自身が耐えてきたことで、周り人が救われているケースもあります。

「自分自身がやってきたことは、無駄じゃなかったんだ」

と感じられると、過去の事実は変えられませんが、過去の事実に対する捉え方は変えていくことが出来ます。それが、自分自身を肯定出来ることにつながり、新しい活力がまた湧いてくることにもつながっていきます。

3.変化を掴んで伝える

例えば、

~が出来るようになった。

これは当然ですがしっかりと傾聴していることが大切です。聴いていないとどこがステップアップしているのかわかりません。

ついつい人は、目標に対して「まだ出来ていない」ところに目がいきがちです。

  • ここがまだ全然できていない
  • あれももっとやらなくては
  • ここも足りていない

ということばかりに頭がいくと、だんだんやる気も落ちてきます。

人はどうしても「出来るようになったところ」よりも「欠けているところ」のほうが気になります。

そんなとき、ぜひその人が以前とくらべて「出来るようになったところ」をお伝えしてみてあげて下さい。ほんの些細なことでも結構です。

傾聴トレーニングであれば、落ち着いて話を聴けるようになった、うなずきとあいづちをしっかりと入れて聴けるようになった、普段の生活で傾聴して話し手の方にスッキリしてもらえた等などしっかりと取り組んでいれば、以前と変化している点は必ず出てきます。

子育てでイライラするとき、部下を見てイライラするときにも、出来ていないところと同じように「前と比べて出来るようになったところ」も意識してみて下さい。

人は自分自身の変化をみてくれる人(しっかりと自分自身を見てくれている人)に信頼感を持ちます。

まとめ

傾聴するだけでスッキリされたり、ご自身で解決方法を見出される方もおられます。

さらにもう一歩力になりたい、相手の方に元気になってもらいたいというとき、上記のような励ましの言葉を使っていってみて下さい。

自然の中で感じる癒しもあれば、人との関わりでのみ作られる癒やしや、新しい元気もあると思います。

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必ず元気が出る言葉-特選41

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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

心理カウンセラー、傾聴トレーナー、ジョイカウンセリングスクール代表。当スクールの心理講座、傾聴トレーニング、個人カウンセリングなどすべての部門を担当。

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