初対面の人とも話しやすい空気感の作り方

話しやすい笑顔のビジネスウーマンの写真

会話で話し手が緊張したままだと思ったこともなかなか言えませんし、自分自身の素の思いも出せません。

素の思いが出せないということは、「わかってもらえた」という安心感も持ってもらえませんし、それ以上の深い内容が話せる信頼関係も築けません。

聴き手の態度次第で話し手は、話すか話さないか、どこまで話すかを無意識のうちに決めます。話しても聴いてくれそうにない人には、話す気にもなれないですよね。

このページでは、話し手の方にリラックスしてお話して頂くために、聴き手がどんなことが出来るのかを紹介していきます。聴き手と話し手の関係性が、まだできていない(ほぼ初対面なくらい)ことを仮定して傾聴のポイントを紹介します。

1 緊張感をほぐし、リラックスしてもらう

会話で緊張すると純粋に疲れますし、安心できる場ではない感じがします。特に初対面だと緊張しない人の方が珍しいです。話しやすい空気作りのために、まずはこの緊張にアプローチします。

聴き手自身が緊張していると、どうしてもそれが話し手に伝染します。まずは聴き手が緊張と上手く付き合い、出来るだけリラックスして関わる事が大事です。
詳細:絶対に緊張しない方法7つ

相手に緊張させない、相手の緊張をほぐす7つの方法の記事にも詳細を書いていますが、ここでは会話する場所について出来る事を解説します。

リラックスして話してもらうために必要な場所作り

まず簡単に出来るポイントはその場の音に気を配ることです。

当然、会話をする場所は雑音が少なければ少ないほど良いです。

車が行き交う音や、電話の呼び出し音など出来るだけ聞こえない環境だと会話に集中しやすくなります。

リラックスしてお話してもらうために、さらに話し手の方の視界に気を配ると効果的です。注意するのは聴き手の視界ではなく、話し手の方の視界、話し手の方から何が見えているか?です。

これは逆に考えて、話し手の方の視界に何が入っていると話をしにくいか?を考えていくと、色んな場面に応用できます。

例えば、話し手の方の視界に、外で人が行き来するような窓が入らないようにしたり、ドアが視界に入らない場所作りをすると、落ち着いて話しやすい場所になります。

特にドアは人が出入りする場所で、状況によっては会話中に実際に人が入ってくる事もあると思います。こういった場所作りは考えるだけででき、スキルが必要ないのでお勧めです。

2 聴き手の態度(表情や姿勢)で話しやすさを作る

基本的に相手が安心出来る笑顔で聴きます。当然ですが初対面で会った人がムスッとした表情をしていると、話す気が失せます。笑顔だとウェルカムされている感じがします。

もちろんマイナスの感情の部分を話された時は、それに添う表情になります。

聞き手の姿勢について

姿勢は腕組みしたりのけぞったりせず、若干前のめりになると、自分に関わろうとしてくれているんだな、と感じてもらえます。

そんなの当たり前でしょ?と思うかもしれませんが、実際そうでないカウンセラーも存在します。

良くない姿勢・態度

下を向いて聴く気がない態度の男性の写真もしあなたが何か聴いて欲しいことがあるとき、初対面で出会ったカウンセラーが、←のような感じの態度の人だと会話しようと思われますでしょうか?

この態度だと、聴く気があるように見えないですよね。ふんぞり返って座っている人には、話をしようという気が湧きません。

心は目に見えませんが、態度は目に見える形で現れます。

「話したい」と思ってもらえる態度

こちらを笑顔で見て親しみやすい態度で話を聴く姿勢の男性写真

相手の方のことを知りたい、良い関係を築きたいと思うと、傾聴する側の態度は自然と←のような感じになって現れます。

聴き手の身体の姿勢についても、話し手が「わかろうとしてくれているんだな」と感じられる姿勢を意識してとっていくと効果的です。

身体の姿勢のように「実際に現れる形」も大切ですが、その前に「態度として現すための思い」も大切です。そのため、まずは

  • 話し手の方のことを知りたい
  • 話し手の方と良い関係を作りたい

と思いながら傾聴するのがポイントです。

傾聴する態度は一言で言うと、話し手の方が聴き手の態度から

自分の話を聴こうとしてくれている。
自分のことをわかろうとしてくれている。

と感じられる態度になります。そのため、視線はしっかりと合わせます。

「見る」関わりが大切な理由

多少肩やアゴ辺りに視線をずらす事があってももちろん良いのですが、傾聴ではしっかりと相手の目を見る関わりは必須です。

というのも、しっかりと見られている事で関わってもらえていると感じられ、「これだけしっかりと関わってくれるのであれば、この事を打ち明けても受け止めてくれるかな」と感じてもらえる事に繋がるためです。

しっかり見る事で、相手の状態もより的確に理解できます。
※視線を合わせるのが得意でない方は、目を見て話せない事を簡単に克服する方法7つの記事をご参照下さい。

聞き手の表情について

聴き手の表情については、話し手が

「受け入れてもらえている」
「話しやすい人だ」

と感じられる表情だと話が進みます。上記の「良くない姿勢」の写真のように、しかめっつらで目も見ないような人とは誰でも話したくないものです。

また、聴き手の表情が緊張でこわばっていると、話しにくいです。慣れるまでは傾聴しながら「今自分はどんな表情なのか?」をモニタリングしておく必要があります。

まとめ

話しやすい空気感の作り方として

  • 緊張感をほぐし、リラックスしてもらう
  • そのための場所作りに気を配る
  • 聞き手の態度(表情や姿勢)で話しやすさを作る

を紹介しました。

傾聴する態度は、あなたが普段無意識でやっていることも含まれると思います。どれも信頼関係を築く上で大切な関わり方です。それらすべてを意識的に出来るようにしておくと、相手へのかかわり方、話の聴き方に自信が持てます。

上記の関わり方に加え、さらにうなずきとあいづちを使って「聞いてもらえている」を作っていきます。

うなずきとあいづち ページへ


スポンサーリンク


無料傾聴EBook

カウンセリングに必要な傾聴力の具体的な内容、効果、トレーニング方法などを全49ページに渡って詳細に解説しています。是非、ダウンロードしてご活用下さい。

詳細を見てみる

傾聴EBook

動画で学びたい方向け

傾聴集中動画を見てみる

投稿日:2014年5月22日 更新日: