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1分でわかる「傾聴とは」その意味と目的

 2014年3月24日  

傾聴とは
このページでは

  • 傾聴の意味と目的
  • 具体的にどういった聴き方なのか

についてわかりやすく紹介します。

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ズバリ 傾聴とは

傾聴というと、まれに「何も言わずにじっと話を聞くだけでしょ。」というイメージをお持ちの方もおられます。傾聴時は、アドバイスをしたり、話を聞いてみての自分の考えや意見を伝えるということは確かに行いません。

しかし正確にいうと傾聴とは、「何も言わずに話を聞くこと」ではありません。

シンプルにお伝えすると、

話し手の方のお話を、そのまま受け止めながら聴くこと」になります。

例えばもしお子さんに、「学校から帰る途中で寄り道して、変わった自動販売機を見つけた」と言われたら、「そう、学校から帰る途中で寄り道して、変わった自動販売機を見つけたのね。」と返す感じです。

話を聴いてすぐに「寄り道しちゃだめでしょ」と言うのでもなく、すぐに「どこにあったの?」と質問することとも違います。

傾聴では、基本的に話し手が話したいことを話したいように、感じたままに自由に話してもらいます。当然ですが、「ただ話しを聴いて欲しい時」に「~してみたら?」や「~しちゃだめでしょ。」という感じでアドバイスや説教で返されると、それ以上話す気をなくします。

この場合の「どこにあったの?」という質問は、聴き手が聴きたい事であって、話し手がそのタイミングで話したいこととは、ずれている可能性もあります。

では、どんな風に傾聴すれば自由に話してもらいやすいのか、話し手に「受け止めてもらえた」と感じてもらえるのか、傾聴の仕方を簡単に紹介します。

傾聴の方法

傾聴は、英語でいうとアクティブ・リスニングとも言われています。積極的に聴きます。

傾聴のときは、聴き手は何も言わずに聴くのではなく、話し手が安心して話せる笑顔で、相手の表情をよく見ながら、「はい」「うん」「えぇ」「そうなんだ」といったあいづちをうちながら、うなずきながら、相手が言った言葉を繰り返したり(オウム返し)、気持ちを汲み取る言葉を伝えながら聴いていきます。

傾聴とは、ただ黙って聞くのではなく、「相手の人の表情、視線、姿勢、声のトーン、言葉の内容、呼吸に意識を集中して聴くこと」です。

具体的な話の聴き方、傾聴技法については下記のリンクから詳細をご覧下さい。

各傾聴技法の詳細ページ を見る

傾聴の目的

では一体なぜそんな風に話を聴く必要があるのか、傾聴する主な目的を3つ紹介します。

1 話し手をよりよく理解すること

相手の方を理解するためには、話を聞かないことには始まりません。

聴き手がただ黙って話を聴く場合と、話しやすい態度、うなずきやあいづち、オウム返しなどの傾聴技法を心がけながら聴く場合では、話しやすさが格段に違います。

2 話し手とより良い関係を築くこと

傾聴は、話の聴き方であり、人とのかかわり方でもあります。

自分の意見を聴いてくれる、意見を言いやすい雰囲気のある上司と、そうでない上司とでは、どちらの下のほうが働きやすいか、自分の力を発揮しようと思えるかは明らかだと思います。

カウンセリングにおいて傾聴する目的は、「相談者と絶対的な信頼関係を築くこと」です。信頼関係の無い人に、自分自身が本当につらいこと、苦しいことは話せないからです。

3 話し手に気持ちを楽にしてもらう、ストレスを解消してもらう

特にイラ立ちや不安、寂しさや苦しさなどの気持ちは、言葉に出し、わかってもらえたり受け止めてもらえると、それだけで気持ちが楽になる効果があります。

傾聴の目的

まとめ

傾聴とは、

話し手の方のお話を、そのまま受け止めながら聴くこと」です。

傾聴するときは、話しやすい態度、うなずきとあいづち、オウム返し、気持ちを汲み取る言葉(共感のことば)、効果的な質問などの傾聴技法を使いながら、話を聴いていきます。

傾聴する主な目的としては

  1. 話し手をよりよく理解すること
  2. 話し手とより良い関係を築くこと
  3. 話し手に気持ちを楽にしてもらう、ストレスを解消してもらうこと

があります。

その他傾聴についてのより詳しい内容は、
傾聴まとめページ
「傾聴の効果」解説ページ
をご参照下さい。

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