子どもの自己肯定感を育むために簡単に出来る5つの方法

 2014年12月10日  

自己肯定感が高そうな笑顔の子どもの写真

子どもさんの自己肯定感が低いと、子どもさんにとって苦しいことが多いです。

  • おどおどしているように見られるのでいじめられやすい
  • 自信が無いので積極的になれない
  • ストレスに弱くなる
  • 自分自身も周りの人も大切に出来ない

この記事では、物心ついたお子さんの自己肯定感を高めるために、親として出来る5つの方法を紹介します。小さなお子さんだけでなく、成人したお子さんに対しても実際に効果があった方法です。

photo credit: Ehsan Khakbaz via photopin cc

1,子どもの話しを「しっかりと聴く」こと

自分の話をしっかりと聴いてくれる人とは、自分のことをわかろうとしてくれる人でもあります。

親でも仕事や家事など、特に自分自身が頑張ったことをわかってもらえているということはとても嬉しいことです。

特に子どもさんの話しを聴くときに効果的なのは、「表情をしっかりと見て聴く」ということと、「受け止めながら聴く」ということ。

「おかえり」の一言からお子さんの表情を見て伝えるのと、そうでないのとでは受ける印象は大きく変わります。親である私たちも、職場などで挨拶をしたときに、こちらの表情をちゃんと見て挨拶を返されると嬉しいですよね。

子どもさんが今日あったこと等を話され出したら、自分自身の言いたいことはとりあえず置いておいて、「うんうん。」「そうなんだ。」とあいづちを入れながら聴いてみて下さい。適切にオウム返しもしていくと、話が止まらなくなることは必至です。

話を聴くことで子どもさんにとって得られる「わかってもらえている。受け止めてもらえている。」という感覚は、確実に自信と自己肯定感が育まれることにつながります。

2,子どもとの「約束を守る」こと

これは私の父が実践していてくれたことです。

「今度の日曜日は釣りに行くぞ。」「今度の休日は旅行に行くぞ。」などど私と約束をしたら、その約束を反故にするようなことはなかったんですね。

大人になると急な用事や仕事が入ることもあると思います。でも父は後から入ったそんな用事を優先させるのではなく、先に予定を入れていた子どもとの約束を守ってくれていました。

そこから子どもながらも無意識のうちに「この人の言うことなら自分にとってプラスになることだろう」と思えたり、「大切にされている」という感覚につながっています。

仕事の大切な予定が急に入って、その仕事をすることは子どもを養うためにも必要なことなんだ!という事が事実だとしても、子どもにとっては自分との約束を守ってくれたほうが嬉しいに決まっています。

3,子どもの自己肯定感を育む「怒り方」

1人で子育てをしないといけなかったり、子どもさんにずっとつきっきりだったり、子どもが言うことを全然聞かなかったり、仕事で大変だったり、時にイライラすることもあると思います。

お子さんを怒る時に、自分自身の「感情にまかせて」怒る事が多いと、お子さんにとってはなぜ怒られたかも理解できず、苦しいだけです。

怒る時に大切なのは、「その子の将来のことを考えて怒る」ということ。

なぜ怒っているのかも伝えられるとベストです。「友人から借りたものを返さないのは、友人も自分の信頼も無くすからダメでしょ!」という感じで怒られると、お子さんにとっても自分の今と将来のことを考えて怒ってくれているんだな、自分のことを大切に考えてくれているんだなと感じられます。

4,子どもの自己肯定感を高める褒め方

日本人は「察する」「推し量る」文化のためか、褒められる機会が少ないです。

大人でも仕事や家事など「やって当たり前」という感覚でいられるよりは、「以前よりも出来るようになったこと」や、「気を配って行っていること」をちゃんと伝えてくれるほうが嬉しいです。

褒める時は是非、お子さんが前よりも出来るようになったことに意識を向けて、それを伝えていってみて下さい。

お子さんがテストで90点をとってきたら、「100点じゃないんか、後10点足りてないじゃないか。」と言われるよりも、「前よりもアップしたな、よく頑張ったな。」と言われたほうがお子さんの自信になります。その自信が「もっと頑張れる、やれる」と思える自己肯定感につながっていきます。

「よく頑張ったな」「よくやったな。」等と親に褒められること、認められるは、子どもにとって自己肯定感が高まることに直結します。

5,親自身の自己肯定感を高める

子どもや他人を褒めたり認める発言は、自分自身(親自身)の自己肯定感が高くないと実はやろうと思ってもなかなか出来ない面があります。

自分のことをどこかで肯定できていないと、他の人のこともどこかで認められず、「もっと良い子どもであって欲しい」「もっと良い夫・妻であって欲しい」という思いから、「今のその人自身」を認められない感覚があります。

要求される感覚が、周りの人にとっては息苦しく感じられるときも。

自分自身の自己肯定感の高め方については、自己肯定感を高める7つの方法の記事をご参照下さい。

まとめ

  1. 子どもの話しを「しっかりと聴く」
  2. 子どもとの約束を守る
  3. その子の将来のことを考えて怒る
  4. 前よりも出来るようになったことに意識を向けて褒める
  5. 親自身の自己肯定感を高める

お子さんの自己肯定感を高めたいという思い、上記の方法で形として実際にその思いを現していくことでお子さんにも確実に伝わっていきます。

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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

心理カウンセラー、傾聴トレーナー、ジョイカウンセリングスクール代表。当スクールの心理講座、傾聴トレーニング、個人カウンセリングなどすべての部門を担当。

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