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過緊張|常に緊張状態が続く時、簡単にできる対策3つ

 2016年4月7日  

特定の場面で緊張する場合の対応法は、絶対に緊張しない方法7つの記事で紹介しましたが、特定の場面だけでなく帰宅しても常に緊張状態が続くのも苦しいです。

常に緊張状態が続くことは過緊張と呼ばれていますが、これはハッキリいって肉体的にも精神的にもしんどいです。環境の変化や、仕事での立場が変わって責任が重くなった時等、不安事や心配事が増えてくると過緊張にもなりやすいです。

実は私も以前、過緊張になったことがあります。その時は約2ヶ月間ほどずっと2時間ほどしか眠れず、おなかも常に緩い(1日に2~3回)、性欲は一切無くなるという状態でした。この記事では、その経験も踏まえて緊張状態が続く時、取り組みやすい対策・対応法を紹介します。

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1 過緊張の元となっている事を誰かに話す

これは問題解決のために話すというよりは、誰かに自分の状態をわかってもらうことで楽になる効果が強いです。私が過緊張になった時は、仲の良い友人数人が話を聴いてくれた事が大きかったです。

私の体験

私が過緊張になったのは18歳の時で、住み慣れた地元を離れて大学生活を下宿で始めた時期でした。過緊張で眠れなくなった原因は、環境が大きく変わった事も強いですが、山岳部に入部して死へのプレッシャーが非常に強かった事もあります。学生のサークル活動なのでもちろん安全には注意してやっているのですが、一歩気を抜いたらおしまいというシーンが多々感じられました。

慣れてくると気を張るべき所とそれほど気を張らなくてもよい場面がわかってくるのですが、当初はそんな事はわかりませんので、常に気を張らざるを得ない状態。部を辞める事も考えましたが、ここで自分が決めた事から逃げると、この先自分はどうなるんだろうか?という捉えようの無い不安感が襲ってきます。いつも気が焦っていて、何もしていなくてもただ苦しい状態でした。今の自分を、どうしても認められない焦りが強かったんですね。

夜になってもその思いが頭から離れず、結果ほとんど眠れない日が続きました。車が走っている道路に飛び込めば楽になれるだろうなと、自殺も考えるほどの状態でした。

仲の良い友人にこれを言えた事は、とても大きかったと感じています。立場上、弱みを言いにくい方はカウンセリングを利用するのも良い方法です。アメリカの経営者は、メンタルの状態を保つために専属のカウンセラーをつけている人も多いくらいです。

説教されそうな人に話すと逆効果ですので、受け止めてくれそうな人に話してみて下さい。

2 過緊張の原因との付き合い方を考える

世の中には、解決しようとしてもその時はどうにも出来ない問題もあります。それが原因で苦しい時は、その問題との付き合い方を少し見直していくのが良いです。

どう見直すのかというと、その問題に真っ向から向き合うのではなく、その問題をきっぱりとあきらめてしまうのでもなく、グレーゾーンとなる第三の道を見つけていきます。

私の場合はホームシックも重なって、今の状況から逃げ出したい、もう大学を辞めたい思いが非常に強かったのですが、それをすると強い自己嫌悪になるのは間違いなかったんですね。でもプレッシャーの強い山岳部を続けるのも苦しく、将来の不安はある意味どうしようもないものでした。

そこから一時避難出来た事が大きかったです。入学してすぐのゴールデンウィークには新人歓迎山合宿(命の危険を伴う沢登り)があったのですが、急な過剰なトレーニングで足を痛めていたこともあり、その合宿には参加せず帰省しました。過緊張の原因に真っ向から向かうのではなく、完全に逃げ出すのではなく、グレーゾーンとして逃げれた事は、その時の上手くやれない自分を受け入れていくきっかけに繋がっています。

3 理屈抜きでリラックス出来る方法を取り入れる

過緊張ということは、何かが強く気になって常にリラックス出来ていないという事でもあります。

緊張したままだと当然眠れませんし、眠りも浅くなり睡眠の質も悪いです。しっかりと眠る、質の良い睡眠を取るためには眠る前にリラックスしておくことが大切です。

生理学的にいうと、緊張している時は自律神経(オートマティックに体を常に良い状態に保ってくれる神経)の交感神経が活発になります。逆にリラックスしている時は、副交感神経が活発になります。バランスが大事で、交感神経が常に活発なまま(過緊張の状態)だと、心がオーバーヒートしてやがて自律神経失調症やうつに繋がります。

過緊張で何よりも辛いのは、眠れない事だと思います。眠るためには、副交感神経の働きをを活発にさせてやればよい(リラックスを作る)です。

詳細な方法は、眠れない時にストンと安眠する方法5つの記事で紹介してますので、ご参照下さい。いずれも緊張の元となる問題自体は解決していなくても、気持ちは変えられる(リラックスできる)方法です。

上記リンクで紹介している以外にも、リラックスを効果的に作っていく方法がありますので、それを次に紹介します。

3-1 アロママッサージ

ここでいうマッサージは、整体などの体の凝りを取るのが目的のものではなく、リラックスすることが目的のものです。アロママッサージは基本的にリラックスを目的として行われます。

「触れられる」ことで得られる無条件の安心感は大きいです。不安で泣いている子供は、抱きしめるだけでピタっと泣き止みます。マッサージで使うアロマオイルの香りは、どんなオイルであれ基本的にリラックス出来る効果があります。特にラベンダーやオレンジは、リラックス効果が高いです。

3-2 自律訓練法

自律訓練法とは、イメージすることでリラックスを作る方法です。

心理療法の1つで、ドイツの精神科医J・H・シュルツという人が発案した訓練法です。心療内科でもよく使われています。

端的にお伝えすると、リラックスしている時の体の状態をイメージして、心のリラックスに繋げていく方法です。リラックスしている時は、呼吸は深い状態、体は重く感じられ、温かい状態になります。そういったフレーズをイメージすることで、しっかりとしたリラックス効果が得られ、30分の自律訓練法で3時間分の睡眠の効果があると言われています。

以前タレントの立原啓裕さんが、自律神経失調症で動けなくなった時、この自律訓練法で完全回復されています。

↑の本は、自律訓練法について、効果や実施方法などわかりやすく書かれています。自律訓練法のCDが付属してあり、これを寝る前に聞いて(寝ながら聞いて)イメージするだけでリラックス効果が得られます。

アマゾンのレビューから一部抜粋引用です。

CDがあまりにも心地よすぎて、今まで30分の内容を最初から最後まで眠らずに聞けたのが3回だけです。(早いときは最初の4分もたずに寝てしまいます)これと呼吸法をあわせて練習しているのですが、日常生活で心に余裕が生まれました。

私もいくつか自律訓練法のCDを聴いたことがありますが、この本の付属のCDがイチオシでリラックスしやすいです。

さらに自律訓練法をしっかり身に付けたいと思われる方は、1度近所の精神科などで自律訓練法を実施しているか確認してから体験してみて下さい。

まとめ

  1. 過緊張の元となっている事を誰かに話す
  2. 過緊張の原因との付き合い方を考える
  3. 理屈抜きでリラックス出来る方法を取り入れる

家でも常に緊張が続くのは、とても苦しいです。心がオーバーヒートしないよう、上記の方法を試してみて下さい。過緊張をクリア出来れば、新しい生き方が手に入ります。

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