緊張で汗が出て手が冷たくなる仕組みと対応法2つ

 2015年11月19日  

絶対に緊張しない方法7つの記事で、以下のコメントを頂きました。

中学生の頃から緊張すると手に汗をかき手がとても冷たくなります。それ以来、人と手を繋ぐことが気になって悩んでいます。

手が冷たくても死ぬ訳でもないと思っても、益々手が氷のようになります。

子育ても終わりサークルに参加していますが手を繋ぐ機会があり、健康のために始めたのにストレスになっています。きっとこの手は死ぬまで治らないのでしょうね。安定剤も効果もないしサークルを辞めるのが一番の解決法ですかね?

サークルを辞めるのが1番の解決法ですよ!

と言うのは簡単ですし、質問者さんもコメントをして頂いたということは、おそらくそれは望んでなく、なんとかしたい!と思っておられることでしょう。手に汗をかいて冷たいと相手に失礼ではないか?という優しい思いをお持ちだからこその悩みでもあると思います。

それにしても質問者さんは、今子育てを終わられていて中学の時から手汗と手が冷たくなることを気にされていたということは、おそらく30~40年間ほどずっとその悩みを抱えておられたんですね。しんどかったこととお察しします。

緊張で汗が出て手が冷たくなる仕組みと、対応法を2つほどご紹介します。

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緊張すると汗が出て手が冷たくなる仕組み

緊張して手が冷たくなるのは、とても自然な人の反応です。というのも、緊張すると頭に血を多く巡らせて対応法を瞬時に考える必要があるので、血液は頭に集まります。血液が集まった頭は熱くなるので、冷まそうとして自律神経が働き汗が噴き出てきます。

頭に血液が集まった分、手や足先などの身体の末端ほど血の巡りが悪くなり、その結果として冷たくなるんですね。

ちなみに基本的に人は寝ている時にはリラックスして血の巡りが良いので、寝ている人の手や足を触ると温かいです。よかったら今度寝ているお子さんや旦那さんの手か足を触って確認してみて下さい。

質問者さんの場合、サークルで手を繋ぐことがストレスになっているということですので、ここが特に改善していくポイントです。対応法を紹介します。

1 手が冷たい状態であることを、あえて相手に伝える

サークルで手を繋ぐ前などに、「私手が冷たくなりやすくて。」とあえて相手に伝えてみて下さい。

というのもなぜ手がどんどん氷のように冷たくなるかというと、質問者さんの意識が「冷たくなっている手」に集中されているからなんですね。手が冷たいのではないか?ということに意識が強くいくと、必然的に頭の中では「手」というフレーズと「冷たい」というフレーズが繰り返されます。結果として冷たさが増していくんですね。

これを手が冷たいことを相手に伝えることで、意識を手が冷たい自分から手を繋いでいる相手に向けていくことが出来ます。こうなるとしめたものです。

2 冷たさを無くそうとは考えない

冷たさを無くそう・0にしたい!と考えると、ご自身の意識は「冷たい手」に向かいます。繋いだ手が冷たいくらいでそれを気にするような人とは、付き合わなくていいと思います。

緊張したら手が冷たくなるのは、人の自然な反応です。手が冷たいまま放っておいて、是非サークルを楽しむことの方に意識を向けてみて下さい。健康のために始めたということなので、きっとダンスのような動きのあることをする時に手を繋がれているのだと思います。楽しまないともったいないですよ。

そして出来たら、手を繋いでいる人や、サークルの他の人の表情も見てみて下さい。きっと「この人手が冷たいわぁ・・・。」という表情はされていないのではと思います。

手汗や手が冷たいことが悩みになる原因

中学の時の体験がきっかけ

質問者さんの場合は、おそらく中学の時の手汗や手が冷たいことで、凄く嫌な体験をされたのだろうと思います。ちょうど男女を意識する年頃ですし。それがきっかけで「手を繋ぐ」=「悩み・出来たら避けたい」という思いが強くなったと思うんですね。

これは心理学的には条件反射と言われていて、梅干しを見ると唾液が出るのと同じような学習です。上記のような方法で「手を繋ぐのが楽しい!」という体験が増えていくと簡単に外すことが出来ます。

人からの評価が気になりやすい

人からどう思われるか?をあまり気にしない人は、手が冷たいことは悩みになりません。あまり気にもならないでしょう。質問者さんはおそらく、人からどう思われるか?や評価が気になりやすい方だと思います。

これは気になりやすいから良い悪いというようなものではありません。ただ強く気になると気を使ってしんどかったり、自分が出せないストレスもかかってきます。

人からの評価を気にしやすいんだな~と意識されるだけで大丈夫です。その上でご自身の思いを相手に伝えていってみてください。「私手が冷たくなりやすいんです。」だけで充分です。

それでは、快適な緊張ライフをお過ごし下さい。

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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

心理カウンセラー、傾聴トレーナー、ジョイカウンセリングスクール代表。当スクールの心理講座、傾聴トレーニング、個人カウンセリングなどすべての部門を担当。

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