カウンセリングが出来るカウンセラーになるために必要な3つのコト

 2014年5月2日  

カウンセリングを様々なところで受けられたことがある方はご存知だと思いますが、色んなカウンセラーがいます。

「思ってもみたかったことが話せた、自分の中から出てきた」ということもあれば、「この人にはこれ以上自分の体験を話せない」と感じられたこともあるかもしれません。

「カウンセリングが出来るカウンセラーになるために」というタイトルをつけているのは、誰でも心理カウンセラーとして活動できるからです。

今回は、相談者の問題解決になり、納得して頂けるカウンセリングが出来るカウンセラーになるために必要な3つのコトを紹介します。

カウンセリングが好きであること

カウンセリングが好きということは、きっとその人自身がカウンセリングで大きな変化を経験しているからこそだと思います。

私自身過去約300人のカウンセラー研修生の方と関わってきましたが、カウンセリングが好きであればあるほど、「何かを掴みたい」という姿勢が強いです。そしてそれが一時的なものでなく、2年3年と続けられます。

「カウンセリングが好き」という思いがあれば、ルーティンでカウンセリングをせず、より役に立てる・納得してもらえるカウンセリングを提供したいという思いにも繋がってきます。

自分自身の心の未解決の問題に取り組むこと

例えばあまりにも苦しいことや悲しいことやつらいこと、ありのままをまともに感じていたら日常過ごせない・生活できないことがあります。そんなときに心が壊れないように、心にフタをして何も感じないようにして過ごす能力があるのも人です。心にフタをして過ごすことで、なんとかその場を乗り越えていくことも出来ます。

人の心に触れる仕事でないのであれば、それにフタをしたまま過ごすこともできます。

しかしカウンセラー自身の心にフタをしているような出来事があると、同じような気持ちを抱いている相談者の話は聴けません。聴いているうちに自分の抑えていた気持ちが沸き上がってきて、自分の問題と相手の問題の整理がつかなくなります。自分自身の心にフタをしていた未解決の問題があるのに、それを放っておいて他人の問題解決のサポートは出来ません。

心にフタをしている問題は、カウンセリングを学んでいると沸き上がってくることが多いです。沸き上がってくるのは、無意識のうちにフタをした当時は未解決だった問題でも、心の体力がついてくるとその問題を見ることが出来るからこそです。

悲しみや憎しみなどの感情は感じると嫌なものですし、疲れます。でもずっとフタをしたままだと、心に重い荷物を持ち続けているような違和感があります。ですのでやる気がなかなか出なかったり、新しい目標や、やりたいことのイメージも湧いてきません。

もし、カウンセラー自身に未解決の心の問題があれば、それを見つめていくことで相談者の方の問題とも向き合えるようになります。カウンセラー自身の自己肯定感も高まって大きく生きやすくなります。

見習いたいカウンセラーから習うこと

カウンセリングが出来るようになるために1番手っ取り早い方法は、「こんなカウンセリングが出来るようになりたい!」という人を見つけて、その人の真似をしていくことです。私自身もそうしてきました。

「カウンセラー養成」と銘打って講座をしているところの講師が、カウンセラーでない・カウンセリングをほとんどしていないこともあります。お気をつけ下さい。

まとめ

カウンセリングスキルを身に付ける過程で、カウンセラー自身の心も自然と整えられていきます。会話をしたときに緊張しやすかったり、質問が苦手だったり、気持ちを汲み取るのが得意でなかったり、いつの間にか気を使っていて過剰に疲れるといったコミュニケーションのクセも改善されます。

特に相談者の方に納得して頂けるカウンセリングが出来るようになるためには、カウンセリングが好きであることが一番大切だと思います。

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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

心理カウンセラー、傾聴トレーナー、ジョイカウンセリングスクール代表。当スクールの心理講座、傾聴トレーニング、個人カウンセリングなどすべての部門を担当。

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