傾聴力HP

傾聴・カウンセリングの役立つ情報をお届けします

傾聴していて相談者から怒られる場合の理由

 

怒られた表情をしている猫の写真

悩み相談を受けていて、聴き手が適切に傾聴出来ていれば、相談者(話し手)から怒られるような事はまずありません。(クレームの場合は話が別です)

ただ、関わり方によっては怒られることが無きにしもあらずですので、この記事ではどういった場合に怒られるのかと、その理由を解説します。

相談者の気持ちを適切に汲めていない場合

なぜ相談者の気持ちを適切に汲めていない場合に怒られる可能性があるのかというと、自分の気持ちをわかってもらえない、わかろうとしてもらえないと悲しいからです。

カウンセリングや傾聴でわかろうとしてもらえないと、相談者としてもガックリきますし、中にはその悲しさをカウンセラーに対して「怒る」という形で現す方もいらっしゃいます。(実際に以前私と一緒に学んだ人が、駆け出しの時に相談者から怒られたことがありました。)

そうなってしまうと、カウンセリングとしても成り立たなくなってしまいます。

適切に共感しながら聴いていれば、まず怒られるような事はありません。

ですので、もし悩み相談を傾聴している時や、カウンセリング時に相談者から怒られた経験があれば、相手の会話からきっちりと気持ちを汲めていたかどうか?を振り返ってみて下さい。

会話の内容によっては、共感しにくい場合もあるかもしれません。特に相談者の方が自分自身の事を話すのではなく、虐待やDVについて等、世間一般的な事を話している場合は「何でそんな話をするのか?」と感じられます。

そんな時は、話されている世間一般的な事に対して、相談者の方がどう思っているか?が共感のポイントです。虐待に対して怒りを感じているのであればそこが、悲しさを感じておられるのであれば、そこが共感のポイントになります。

そこから特にどういった点に怒りや悲しさを感じておられるのか?を詳しく聴いて深めていけば、なぜその世間一般的な話しをするのか?が浮かび上がってきます。

相談者が始めに自分自身の事を話さない場合の理由

クライアントからしても、大切な事や、大きく傷ついた事であればあるほどストレートにそれを話すのは勇気がいります。会話の始めにそれに近い事や、自分とは一見関係の無い会話をして、無意識のうちに「本当に受け止めてくれる人なのかどうか?」を見極められている事もあります。

まとめ

相談者からカウンセラーが怒られるという事は、カウンセリングとして成り立っていない状態です。

もし仮に悩み相談を受けていたり、カウンセリングで相談者から怒られたことがあれば、相談者が話されたことに対してきっちりと傾聴できていたかどうか?(特にオウム返しや共感)を振り返ってみて下さい。

スポンサーリンク


無料傾聴EBook

カウンセリングに必要な傾聴力の具体的な内容、効果、トレーニング方法などを全49ページに渡って詳細に解説しています。是非、ダウンロードしてご活用下さい。

詳細を見てみる

傾聴EBook
  • この記事を書いた人

井上 隆裕

心理カウンセラー、傾聴トレーナー、ジョイカウンセリングスクール代表。当スクールの心理講座、傾聴トレーニング、個人カウンセリングなどすべての部門を担当。

-実践方法