上司や同僚に面と向かって思った事は言いにくいので、そのうっぷんを晴らすために同じ職場の上司や同僚の陰口・悪口を言われる、聞かされるケースは多いです。

ここで

こういった聞き方をすると、同意した罪悪感も出てきますし、何よりも噂が広がるとあなたまでその上司に憎まれかねません。
この記事ではこんな時に具体的にどう傾聴すればベストかを解説します。
共感するだけでOKです
これに尽きます。
相手の気持を汲み取って伝えます。例えば


できれば、オウム返しとセットで共感を入れられると効果抜群です。
愚痴を言ってくる人は「最低だと思わない?」とあなたに質問していますが、それに答える必要はありません。決して同意して欲しくて愚痴を言っているわけではなく、そう言われた時の自分の気持ちをわかって欲しくて、言っているだけです。
プラスα
共感するだけでその方のストレス解消になりますが、さらに時間があれば状況が具体的になる質問をしていきます。
- 「なるはやで!」て言われてその後どうしたの?
- そう言われて上司には何て言ってるの?
- 本音では上司に何て言ってやりたい?
等の質問をしていくと、その人と上司との関わり方が明確になります。
もしいつも「はい、わかりました」と仕事を受けているのであれば、身体が持ちません。
いつまでに仕上げれば良いのかを聞き返したり、出来ない事は出来ない理由を添えて伝える事も必要だと思います。
ただ、特にアドバイスは求めておらず愚痴を聞いて欲しい、自分の気持ちをわかって欲しいだけの事も多いです。もしアドバイスするのであれば、必ずしっかりと共感してからでないと、今の自分を否定されている気持ちになり、余計な一言になりかねませんので気を付けて下さい。
まとめ
職場で上司や同僚の陰口・悪口を聞いた時は、共感するに尽きます。
2015年12月から50人以上の企業でのストレスチェックが義務化されており、特に職場の総務課のストレスチェック担当の人は、様々な課の人の愚痴を聞く立場にあるかもしれません。是非ご活用下さい。